尻尾が犬にとって大事な役割を果たしているのは皆さんももうご存じかと思います。ではどんな役割があるのでしょうか?
犬の尻尾の役割
感情表現&コミュニケーション・体のバランスを保つ
犬の尻尾による感情表現・コミュニケーション
犬は尻尾を使うことで、他の犬や飼い主、人間とのコミュニケーションをとります。尻尾を振ったり、位置を変えたりして相手に今どういう気持ちなのかを伝えようとしているのです。
犬の尻尾には、振り方や尻尾の位置によって、犬たちの感情を示すことができるようになっています。
上下左右に大きく振る、こんな時は喜びや興奮状態を表します。
帰宅した飼い主さんに会ったとき、上下左右かかわらずしっぽんをぶんぶん振るのは嬉しさと喜び、その興奮による表現です。
尻尾が上にピンと立っているときは、警戒したり、威嚇している時です。
犬が何かに警戒している時、威嚇している時にでる表現です。他の犬との縄張り争いや、けんかなどでも尻尾をピンと立てて振ることがあります。
尻尾が下がり、垂れているときは恐怖や不安を抱えています。
これ以外にも、病気やけがをして、気がめいっているときなどにも尻尾を下げ垂れていることがあります。注意してみてあげましょう。
尻尾が後ろ足の間に入り込み、丸まっているときは酷く怖がっている時です。
ゆらゆらと左右に揺れているときは、リラックスしている時です。
飼い主さんが寝ている姿を見ている時、撫でられている時にリラックスし、ゆらゆらと揺れる姿が見受けられます。
仕事や買い物から帰宅したとき、尻尾を大きくぶんぶんと振り喜びを表し、その後しばらくすると、尻尾がリラックスし、水平または少し垂れているけどゆらゆらと揺れ、「帰ってきてくれてうれしいよ」「ほっとしてリラックスしてるんだ」という感じを受け取ることができます。
バランスを保つ役割
犬は、走ったり急旋回するときに、尻尾を使いバランスをとります。犬が泳いでいる時に尻尾が水面からでて、ピンと立っているのを見たことがないでしょうか。尻尾を立てることで、舵のように使い、方向転換などをします。
また、寒い地域出身の犬種や、その地域に住む犬にとっての尻尾は、体を保温する役割もあります。シベリアンハスキーなど、ふわふわの尻尾を持つ犬種などが代表的です。
寒い地域にいる犬は、体を丸め、尻尾を鼻先へ持ってくることで、寒さから身を守ると言われています。こうるすことで、冷たい空気が、体内へ取り込まれることを防ぐ役割があるんだそうです。
よくある質問
- 自分の尻尾を追いかけるのはなぜ?
犬が自分の尻尾を追いかける理由は、ほとんどが遊びの一環となっています。遊んでいる最中、うれしく楽しい犬には、脳内にエンドルフィンという気持ちよくなる快楽物質が分泌されます。この物質により、尻尾を追いかけるのが楽しく、ついつい追っかけまわしてしまうのです。
ただ、尻尾を追いかけてる時間が長い、追いかけるのをやめない場合は注意が必要となります。この場合、ストレス、注意を惹きたい、痛みなどが関連している場合があります。